1 告知〜入院前日
2014/11/10 Mon.
これがおそらく最後の検査、
PET検査は前日の21時以降は絶食、
水分は糖分を含まない物だけに制限。
予約時刻に受付を済ませ検査着に着替え、静脈注射(FDG)。
薄暗い待機室へ移動すると数台のリクライニングベッドがあり
隣のオジサンは既に高いびき、
大きなお腹の上のタオルが上下して何ともユーモラスだが
この人もガン患者だという現実にドキリとする。
1時間ほど待つ間に自分も眠ってしまい
名前を呼ばれ検査室へ移動。
検査室のベッドに横になりバスタオルを巻かれ
重さのあるベルトで固定。
検査が始まり、自分が寝ている台が動くのか上の装置が動くのか
よく分からないまま、静かに行ったり来たりして約30分で終了。
終了後、FDGを排出するため水分を多く摂り排尿を促すように指示あり。
帰宅後、バコラ生研のシールを剥がすと2ツの傷あり。
1つはあの太い針跡、もう1つは麻酔針の跡・・なんだろうナ。
次は14日、紹介状の表書きになっていた先生の診察だ。
<PET検査>
PET:陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomographyの略)
核医学検査の一種で放射能を含む検査薬(FDG)を静脈注射で投与し
がん細胞が検査薬に反応する性質を利用し画像化する事で
がんや腫瘍の大きさ、場所転移状況などを調べる検査で
ほぼ全身の撮影ができる特徴がある
*FDG : フルオロデオキシグルコース
(放射性フッ素を付加したブドウ糖)でブドウ糖を消費する性質の
微量の放射線を帯びた薬剤