4-3.分子標的薬HP2/14・放射線(22/30)
2015/08/18 Tue.
HP2-19日目・放射線治療22回目
地下鉄ホームの向こうから吹く風は
寒くなれば冷たくなるのだろうか、
昨年10月末、紹介状を手に
この駅に降りたが記憶に無い。
あとどれ位この駅を利用するのだろう
言い換えれば、利用できる回数は
どれだけ残っているのだろう･･･
お気楽な自分だが、この数年記憶力が衰え
呆然とする事多々有、
そのうちボケて、自分が乳がん患者なのを
忘れる日が来るのだろうか。
最近の物忘れはホルモン剤治療のせいに
しているのよと笑わせるガン友Tさんに
地下放射線科の待合室で会う。
腫瘍マーカーの数値が上がって
数日後CTを撮る事になったと言う。
今週末予定していた仲の良い姉妹と行く
東京ディスニーランドはパス、
そんな気になれないと言う。
心を痛め過ぎないように願うばかり、
私には何も出来ない。
照射の後、その昔度々乗ったバスで
桜新町の魚屋「神田屋」を目指すが
”夏休み中”の張り紙にガッカリ、
その足で退院した父を見舞う。
退院後はレンタルの介護ベッドで過ごす
時間が多く、身体を動かさない為便秘が続き
今朝使ったレシカルボン座薬が
効き過ぎ大変だったと母から聞く。
レシカルボン座薬は刺激性下剤で
炭酸水素ナトリウムや無水リン酸
水素ナトリウムが含まれ、
腸内で溶けるとガスを発生、
その刺激で排便を促す薬だが、服用後、
震えが止まらずかなり焦った様子。
熱も出始めているので明朝病院へ行く事に。
が、明日も放射線治療で同行できず。
