2 入院〜退院
2014/12/13 Sat.
術後9日目-痛みについて
ドリップ珈琲とPC &携帯Wi-Fiを持って
デイルームで日の出を見ながら
仕事のメールチェックするのも明日まで。
1分ずつ日の出が遅くなって、9日後の12/22は
19年に一度の「朔旦冬至(さくたんとうじ)」
冬至と新月が重なるオメデタイ日だが
その頃自分はどんな様子だろう?
同室のご年配のオバサマは今日は外泊、
1泊の自宅帰りだ。
もともと目元がパッチリしているが
赤いルージュを引いてご主人のお迎えを
待つ姿が可愛いらしい。
しかしまだ暫く入院生活が続くそうだ。
10年前に右乳がんを全摘、そして今年
左乳がんを全摘、さっぱりしたものよと笑うが
どれだけ辛い日々を過ごしてきたのだろう。
がん患者のみならず様々な病を抱える我々は
前に進むしか道はないが、その全ての人が
少しでも心穏やかでいられるよう
願わずにはいられない。
手術直後を100とすると、鉄板胸の厚み感覚は
半分位に減った感があるが
腋窩(腋の下)のつっぱりと腕内側のピリピリ
痺れは増すばかり。
このつっぱりとシビレはこの先がどうなるのだろう?
そして明朝の当番医は、ドレーンバッグを
どう判断するのだろう?
まさか持ち帰って下さいと・・・?!
ドキドキだ。
<痛みについて>
何らかの組織傷害や炎症によって末梢の侵害受容器が
刺激されると生じる痛みを「侵害受容性(体)疼痛」と言い
私の胸や腋の痛みはこれだろう。
侵害性受容性疼痛は危険から身を守る警告として
役立つが、長引くと血行の悪い状態が続き
「痛みを起こす物質」が多く
発生されるようになり”痛みの悪循環”を起こす