2 入院〜退院
2014/12/14 Sun.
術後10日目－退院
6時過ぎに目が覚める。
デイルームでドリップ珈琲を入れて部屋に戻る。
今や自分が4人部屋の一番の古株だが
今日は11日間の入院生活に終わりを告げる日。
やはり今日が退院のガン友とデイルームで
明太子をお供に朝食を食べていると
当番医が姿を見せ、ゆっくり食べて下さいねと
声をかけてくれる。
しかし夜勤明けで帰りたい筈!
とそれぞれが部屋に戻る。
当直医の判断でドレーンを抜く事になり
オメデドウ！と心の中で叫ぶ。
患部を消毒し先の丸いピンセットで
腋の下のドレーンを止めてある糸を引っ張って
ハサミでプチンと切るがこれは思ったより痛くない。
次にその箇所をガーゼで押さえながら
ドレーンチューブを抜いていくのだが、
この時、胸の上部に入っていたドレーンが
左から右へにょろ〜んと動き
思わず うわぁあ〜にょろ〜んと動いていると
口に出し先生を笑わせる。
その長さはせいぜい20cm足らずだろうが
しばらくは妙なにょろ〜ん感覚が身体に残る。
その後、傷口に残っている糸を取るが、
先生が心配するほどの痛み無し。ホッ
そして傷口を大きなガーゼを当て
テープで押さえ処置完了。
身軽になって嬉しいが、
これまで外に排出されていた排液が
うまく身体の中に吸収されれば良いけど
それが心配。
その後友人Kがお迎えに来て、着替え
外見は一般人の姿となり手続きをして退院。
今日は日曜日のため会計は後日となる。
先日Kと一緒にお見舞いに来てくれたSが、
退院後の食生活を心配して自宅でお惣菜を
作ってくれているという。何て優しいの?!
Sを迎えに行って、お惣菜を貰って
3人でイタリアンランチ。
右胸と右腋に違和感が大ありだが楽しく
2人に感謝。
自家製ハムの前菜
