2 入院〜退院
2014/12/06 Sat.
術後2日目
3時すぎ目が覚めマイカップを持って
デイルームに行きカモミールティーで喉を潤す。
胸は鉄板の様で、ドレーンが出ている箇所が
身体の向きや何かの拍子に痛くなる。
ベッドから体を起こす時は、左手で柵をつかみ
エイヤと体を引っ張り上げる。
手術は右なので力をかけるのは全て左腕。
決まった時間に熱を計り、食事量やお通じの
回数をチェック用紙に記入。
朝の回診で、傷口、ドレーンの排液量、
体調に変化がないか等をチェック。
今日はシャワーの許可が出て、
リンパ浮腫についての勉強会に参加。
シャワー:
看護師さんに、ドレーンバッグ付きで
シャワーを浴びる際の注意点を教わる。
普段斜めがけにしている木綿のドレーンバッグは
シャワー用のそれに入れ替えるのだが
入院中に入れ損なう事2回、
ボトルがブラ〜ンとぶら下がり冷や汗モノ。
シャワー室ではそのバッグを左右のS字フックに
かけておくが、引っかかりそうになるので慎重に、だ。
リンパ浮腫:
リンパ節郭清で発症する可能性が高くなり
発症の有無もその時期も予測がつかない為
先の長い話だ。
注射、点滴、血圧測定は、基本、手術と反対の左。
重い物は持たない、腕に荷物をかけない、
怪我に気をつける、え?蚊に刺されるな?!
バッグを肩にかける時は反対側に、
リュックも避けるべし、と注意点が果てしない。
リンパ浮腫は発症すると完治せず*
そうなればマッサー等で悪化しない様にするしか
手立ては無いと聞き再びビビる。
そうか、制限が多くなり、海も65リッターザックでの
山登りも諦めざる得ないのだ・・・
(実は65Lまでいっぱいに詰めた事ナシ)
* 治癒率は低いものの手術=リンパ管静脈吻合術(LVA)が
あると後で知る
同じ日に入院した若いYさんが病室に遊びに来る。
仕事で7年間沖縄にいて”なんくるないさ”生活から
まだ抜け出せないと笑う。
発見が早かった為、退院は明日だと。
それにしても若い人の入院が思っていたより多く驚く。