5-3.今度こそLVA
2018/01/19 Thu.
眠れぬまま4時半、
「ここウチじゃないの? ウチはどこ?」 と
オバチャンの家探しが始まる。
昨夜新兵器が撤収されたあと
オバチャンの襟元にマイクが付くが
その声を拾って来る筈の看護師さんが来ない。
それもその筈、オバチャン、マイクを引きちぎっていた。
私が話しかけてもプチパニックで
またもや看護師さん登場。
朝が来てもナースコールせず、トイレ流さずの
オバチャンの1日が始まる。
勿論夜中の事は全く記憶なし、
悪気は無いのは分かるが、カーテン越しに
同じ話を繰り返すオバチャン・・・
そこで食堂兼面会室へ逃げ、
朝の血管拡張剤の点滴が
始まるまで時間を潰す。
点滴
タンデトロン注射用20
メイロン静注7%20ml
ソルデ3A輸液200ml
これが退院まで毎日朝夕2回続くが
噂通り痛い。
点滴が終わり昨日の手術箇所の白いテープが
防水テープに替えられシャワー許可。
支給されたぶ厚い不透明な長い袋を腕の付け根まで
引っ張り上げ、患部が濡れないように注意しならがら
丸窓のあるシャワー室でシャワー。
丸窓からは不忍の池や旧岩崎庭園が望める。
一般的に病室の水回りは廊下側の設置が常だが、
さすが、内田祥三の設計、
病人に驚きを安らぎと心地よさを与えてくれる。
さてオバチャン、その後もトイレのドアをロックさせたり
なんだかんだと、色々あって退屈させない。
が、昨夜は殆ど眠れなかったので早寝を試みるが
先に眠りについたオバチャンの大きな寝息と
咳で安眠には程遠く
うう 嫌な予感が・・・