4-3.分子標的薬HP9/14
2015/12/27 Sun. HP9-3日目
どうせ食べないだろうと
思いながらキッチンに立つ。
食べないのは自分と息子の両方。
なら作らなければ良いが
悲しいかな何処かに焦りがある。
その焦りは年末だからか、或いは
食べられなくなる日が案外近いかもという
プレッシャーからだろうか・・・
メニューは昨日食べ損なった餃子、
青梗菜のクリーム煮、卵スープ、サラダ。
腋の痛みで包丁で食材を切ったり
動悸で歩く事もままならなかった頃を
思うとまるで夢のよう。
最初はいらないと言っていた息子だが
メニューが餃子と知り
珍しく一緒に夕食を食べる。
が食欲なし。
味覚は100%戻らないが、無事
術後1年の年末を迎えられそうだ。
来年は焦りを感じず過ごしたい。
*HP=ハーセプチン、パージェタ