治療についてーその2

1 告知〜入院前日
2014/11/21 Fri.
[乳腺科受診]
先に手術(温存、腋下リンパ節郭清)、その後
抗がん剤、放射線、加えて内分泌療法
(ホルモン治療)も有効との事で
手術は12月4日に決まる。

今回外科的な手術で悪性腫瘍と
転移している腋下リンパ節を郭清しても
完全にガン細胞をやっつける事は不可能なので
自分の場合、完治は無い。
よって私の場合、
”がんと共存”、そして”延命”が治療となる。

今後転移や再発はあり得るだろうし、
その時期や症状は今のところ
全く想像がつかない。

 

<抗がん剤治療>
手術で取りきれないかもしれない腫瘍、
リンパや血液の流れによって広がるかもしれないそれを
化学療法の抗がん剤治療で転移を防ぐ事、
それから進行を遅らせる事が目的。

数種類の抗がん剤を使用する方法を
多剤併用療法と言い自分がそうだ。
そうする事で薬剤の有害反応を分散させ
効果を増強させるらしい。
有害反応の”害”は紛れもなく副作用の事だが
これは個人差が大きいし
始まってもいないアレコレを考えるのは止そう。

最初のAC療法について資料を見ると
”再発する確率を20〜25%減らす可能性がある”と記載。
あくまでも統計で、その恩恵を受けられるのか否か
それは誰にだって判らないのだ。
だから、そこに縛られるのも止めよう。

投与の量:
抗がん剤の投与量は患者の体表面積で決まり
スタート時の体重から一割変化があれば、
その時々で投与量の見直しがあると後で知る。

gann
<そもそもがん細胞って?>
細胞分裂で増殖していくが、これを狙い撃ちする
抗がん剤を投与し続けても敵もさる者、
がん細胞自体が身を守るため、解毒する物質を
家主に許可無く勝手に作るのだそうだ。
なんてこ!!!!
君に子孫繁栄を強く望む気持ちがあっても、
そこはどうか、どうか、収めておくれ。

抗がん剤治療、最小の副作用で
最大の効果を期待しよう。

ケセラ の紹介

*2014年12月 乳がん手術・腋窩リンパ節郭清(G病院) *2015年1月 化学治療開始(抗がん剤・分子標的薬:AC、DHP+HP)、放射線治療30回を経てホルモン療法開始。 *2017年1月 LVA(リンパ管静脈吻合術・東大病院) *2023 現在ホルモン療法続行中
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