3 退院〜術後治療が始まるまで
2015/01/08 Thu.
退院25日目
入院前に行けなかった
念願の庶民派中華店へ出かける。
7〜8年振りだが、オヤジさんもオバさんも
何とか元気でやってると言い
ところで坊やは? と聞かれる。・・・ボウヤ?
・・・ああそういえば遠い昔、そんなのがいた・・・
あの頃のツルツルスベスベの肌には
ヒゲやスネ毛が生えて
こんなに生意気になるとは想像つかず。
一方オヤジさんの美人の娘さんは結婚、
子供も産まれてこっちはジイサンバアサンに
なったよと、お互い歳を取ったと笑う。
最初に頼むのはもちろん肉天と腸詰めで
変わらぬ味に満足。
昔は大勢で押しかけ、毎回沢山のビールと
紹興酒の一升瓶を空け、某所でお風呂に入って
アルコールが抜けた頃には道が空き
車で帰っていた・・・としばしタイムスリップ。
昨年から企んでいた沖縄行きは来週末。
行きの始発便は何とかなるが問題は帰り。
23:30羽田着で自宅に帰り、翌朝ラッシュの中
初めての抗がん剤治療へ行くのは
さすがに厳しいから羽田泊にして
当日は病院そばまで行くリムジンで移動と決める。
不要な荷物は朝ホテルから宅急便で
送れば良いし、と計画を友人に話すと
その身でよくこんなスケジュールを
思いつくモンねと笑われる。
いいのだ
疲れたとしても行く楽しさの方が何10倍も
ココロに良いのは間違いないから
2日続け少し遠出をしてさすがに疲れ
早寝を決めるが、
危うくリハビリ体操を忘れそうになり
きちんとやらないと困るのは自分だーと
言い聞かせ体操して休む。