4-2.抗がん剤・分子標的薬 DHP1/4
2015/04/20 Mon. DHP1-6日目
今日はDHP投与1週間後の検査
各駅停車で座って病院へ向かう。
歩くのに一番楽な靴を履くが
足を進める度に足の裏が痛み横はビリビリする。
もしかすると靴の中に悪さをする小人が?!
採血の針は1回で入るが、この先の治療回数を
思うと恐怖、(残りDHP3回+HP14回→17回)
血管は回を重ねる毎にダメージが大きくなる。
ー前回は針刺し直しで血管外漏出、早く気付き
大事には至らなかったが精神的ダメージは大。
そこで、診察前にCRCさんに
CVポート留置は可能か尋ねる。
が、答えはNo。理由は
強い薬(ドセタキセル)はあと3回で終わる事、
CVポートは手術を伴う為、3週に1度の投与日程が狂うと。
このストレス、苦痛、恐怖感に替えられるならと思ったが
CVポート留置の願い叶わず落胆。
[内科受診]
CVポートの代わりにならないが、改善策が一つ出される。
これまで点滴、採血は左腕が原則だったが、
過去4回のACのうち2回刺し直した事から、
今後は左のルート確保のため、採血は右腕となった。
血液検査の結果、白血球の数値が低く、
これから2週目にかけまだ下がるだろうと言われ、
留意点を自分で唱え、
足の裏の事、味覚障害、口内炎など
身に起こっている事を話すが
これらは全ては副作用なので、
処方薬を使って下さいとつれない返事。
それから最近腋の痛みが増し眠れない事があると
SOSを出すが打開策は得られず、
外科主治医の診察で話してみて下さいとの事。
ん? 痛みについては内科はノータッチ?
専門分野が違うという事? 大病院の宿命?
連携の悪さを感じるががん治療において
副作用は当たり前
我慢せよとのことか・・・
スッキリしないまま病院を後にし
友人宅へ寄り リフレッシュ。
腋の痛みと足のビリビリが気になるが
だましだまし眠ろうとする。
が、そのうち脚がつり、七転八倒の夜が始まる。
脚がつるのは前から時々あったがこの日はつま先、甲、
ふくらはぎ、すねと場所を替え次々とやってきて
その度に転げ回る。
七転八倒とは良く言ったモノだ。
それにしても何と酷い夜を過ごした事だろう。
様々な副作用と戦い、何とかやりすごしている人は
他にも大勢いるだろうが
こんなに酷い状態がいつまで続くのだろう。
・・・治療をやめるという選択肢もある。