アロマターゼ阻害薬

5-4.形成外科で手術そして骨折
2017/06/16 Fri.
2015年7月にホルモン療法(内分泌療法)が始まり2年経過。
アロマターゼ阻害薬のアナストロゾール錠1mgは
朝食後のアラームで飲み忘れ防止。

アロマターゼ阻害薬
構造の違いにより、非ステロイドとステロイドに別れる。
・ステロイド性
 アロマシン(成分:エキセメスタン)
・非ステロイド性
 アリミデックス(成分:アナストロゾール)
 フェマーラ(成分:レトロゾール)

<関連ページ>
ホルモン療法(内分泌療法)その1

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⏩服用中のアナストロゾール錠1mg
製造販売元のページ(2023年5月改訂版)から
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【使用上の注意】
1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること)
 重度の肝・腎障害のある患者[本剤の重度の肝・腎障害患者に
 おける安全性は確立していない。]
2.重要な基本的注意
1)本剤の特性ならびに使用経験がないことを考慮して閉経前
 患者への使用は避けること。
2)本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法につい
 て十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤による治療
 が適切と判断される患者についてのみ使用すること。
3)本剤の投与によって、骨粗鬆症、骨折が起こりやすくなる
 ので、骨密度等の骨状態を定期的に観察することが望ましい。

3. 副作用
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実
施していない。
1)重大な副作用(頻度不明)
(1) 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群):皮膚粘 膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)があらわれること があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合 には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
※(2) アナフィラキシー、血管浮腫、蕁麻疹:アナフィラキ シー、血管浮腫、蕁麻疹等の過敏症状があらわれること があるので、このような症状があらわれた場合には投与 を中止し、適切な処置を行うこと。
(3) 肝機能障害、黄疸:AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-P、γ- GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれること があるので、定期的な肝機能検査を行うなど、観察を十 分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止する など適切な処置を行うこと。
(4) 間質性肺炎:間質性肺炎があらわれることがあるので、 咳嗽、呼吸困難、発熱等の臨床症状を十分に観察し、異 常が認められた場合には、胸部X線、胸部CT等の検査を 実施すること。間質性肺炎が疑われた場合には投与を中 止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適切な処置を行う こと。
(5) 血栓塞栓症:深部静脈血栓症、肺塞栓症等があらわれる ことがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた 場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

2)その他の副作用

全身: ほてり、頭痛、倦怠感、無力症、疲労
肝臓: 肝機能検査値異常(AST(GOT)上昇、A
    LT(GPT) 上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、
    ビリルビン上昇)

消化器: 嘔気、食欲不振、嘔吐、下痢
精神神経系: 感覚異常(錯覚感、味覚障害を含む)
       傾眠、手根菅症候群)
皮膚: 脱毛、発心、皮膚血管炎、ヘノッホ・シェーンラ イン紫斑病
筋・骨格系: 関節痛、硬直、骨折、関節炎、骨粗鬆症、
      骨痛、 弾発指、筋肉痛
生殖器: 性器出血、膣乾燥
血液:  白血球減少、好中球減少
その他: 高コレステロール血症、高カルシウム血症
以下略

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ホルモン療法の手引き アロマターゼ阻害薬
(国立がん研究センター中央病院
2020年2月改定)


ケセラ の紹介

*2014年12月 乳がん手術・腋窩リンパ節郭清(G病院) *2015年1月 化学治療開始(抗がん剤・分子標的薬:AC、DHP+HP)、放射線治療30回を経てホルモン療法開始。 *2017年1月 LVA(リンパ管静脈吻合術・東大病院) *2023 現在ホルモン療法続行中
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